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2024/01/28 10:00

1月8日晴れの日。
娘が成人式を迎えました。

約1年前から準備を進め
お気に入りの振袖に身を包み
会場へと向かう娘の後ろ姿を見届けると
何だか感慨深く。。

ここ何年かは、お母さんの振袖を着る
「ママ振り」が流行のようで
会場の入口付近にはなんだか
少し懐かしい晴れ着姿が華やいでいました。

いいですよね、
お母さんの振袖を着るって、
そこに大切な思いも詰まっていますから。

私も娘に、、と一瞬思いましたが
私の振袖、黒だったんです(笑)

自分が親になってわかりました。
親泣かせだったなぁと。

みんなと同じが嫌だったんですよね。
白いファーと薄い前髪と
鶏みたいなつけ毛。。

だから、私は市松人形みたいな
ぱっつんヘアに黒の振袖。
フォックスのファー。
、、極道ですね(笑)
いや違います、モード系です。

そんなわけで、娘は
ティファニーブルーのシンプルな振袖に
家紋を入れて、大胆なベロアーの帯を♡
それはそれで個性的。
次に袖を通すのは大学の卒業式かな!

それにしても、洋装も和装も
[個」を表現するもの。
大事なアイデンティティです。

ファッションとは、
着ている人がどういう人なのか、
どういう身分や立場にあるのかを
言葉を使わずひと目で伝えられるように
発達したのがファッション。

だから「着る」「装う」、
服にはちゃんと役割があります。

お店に立っていて、
コロナ期から頻繫に
耳にするようになった言葉があります。

「素敵なお洋服なんだけど、
こういう服を着ていく場所(機会)がないのよ~」と。

確かにそれも事実。
またCucinaのお客様には、
ご自身で会社を経営されていた方も多く
ここ数年でご勇退された方も増えました。
お出かけの機会も減れば、
必要に迫られて、
お洋服をわざわざ新調する
必要もありませんからね。

ともなれば、
手持ちの良質な服を
普段着に降格させて
犬の散歩着にしたり、処分したり
何だかもったいなくて
クローゼットの肥やしになっていたり。。
といったところでしょう。

でも、足を運んでくださるのは
やっぱりお洋服が好きなんです。
そしてファッションの持つ力と
役割をご存じだから。
しかしながらそれは無意識で
そのことに気づいていない。

現役を引退されたり、
子育てを終えたり、孫ができたり、
様々なライフステージがある中で
「私」という人生が
終えたわけではありません。

歳を重ねたからこそ、
もういいやとあきらめた時点で
一気に老いは加速し、老け込みます。

 

あなたの人生のゴールは何ですか?

 

豪華クルーズ船で世界一周旅行?
お孫さんの成長をできるだけ見届けること?
それとも
ピンピンコロリ?私はそれ(笑)

現役を引退され、
コロナが終息した今、
「他人からどう見られるか」
といった肩書の自分ではなく、
「自分自身がどうありたいか」
がキーワード。

お店で「素敵!」とときめいた服は
着ていく場所(機会)がないのではなく、
その服が、あなたを素敵な場所へと
連れて行ってくれるのです。

なぜなら、ファッションは
理想の人生を叶える最強のツールだから。

その心ときめいた服を着て
どこへ行きたいですか?
いつ、誰と、何をしたいですか?

そうやって
想像を膨らませていくだけで
ワクワクしませんか?

そうなんです。それがファッションの持つ力。

なんとなくとか、
ついでがあったからとか、
無意識に足を運んで下さったことが

実は潜在意識の中で
そこに何かを求めているのです。

 

それが先に書いた、
ファッションの持つ力と役割を
ご存じだからなんですよ♡

人生の主役はいつだって
あなた自身なのですから、
いくつになってもワクワクや
ときめきに蓋をせず、
あなたであることを楽しんでくださいね!